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2018/05/01
脳血管性認知症はアルツハイマー型認知症の次に多いと言われています。男性の方が多いです(アルツハイマー型は女性に多いです)。 この脳血管認知症には下記のような特徴があります。 【特徴】 脳梗塞、くも膜下出血など脳の血管が詰まったり出血して引き起こされます。 血行が悪くなって脳に栄養や酸素が行き渡らないと脳細胞が死滅してしまい、認知症の症状が出ます。 症状としては、記憶障害があり、新しいことが覚えられなくなります。ただ、判断力や理解力は保たれています。 「できない」「病気」ということも理解している為、本人は怒りや悲しみの感情を抱えて生活することになります。 感情失禁(気持ちを制御出来ずに泣いたり笑ったりすること)があります。 うつ、無気力になることもあります。 人格はアルツハイマー型と比べると、比較的保たれます。 病状の進行は階段状に低下します。つまり、脳血管障害が起こる度にガクンと低下するというイメージです。気付きにくい程の小さな梗塞等を繰り返し、徐々に低下していくこともあります。 【最後に】 ご本人に寄り添い共感することも大事ですが、逆に一定の距離を保った方が良い場合もあります。 うつ傾向も見られますので叱咤激励は避けた方が良いです。 適度なリハビリと血圧のお薬等も再発防止と予防に良いです。参考にしてみて下さい。
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