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2023/11/14
エレガリオ神戸のご入居者さんのコラムです。 『健康寿命を延ばす努力を!』 日本は世界的にも1,2を争う長寿国であり、好ましいことではあるが、平均寿命と健康寿命との差が可成り大きく、現在、男性では9,13歳、女性では12,68歳となっている。これは医療技術の進歩による延命結果であり、健康寿命を限りなくのばして要介護の期間をできる限り短縮することこそが望ましいことである。要介護になる原因はさまざまであるが、その一つに認知症がある。このことに関連して、最近国立精神神経医療センターが、定期的アンケートを通じて発症に関わる生活習慣のリスクを探る研究を開始することを発表した。本研究では数万人の登録を計画しており、40歳以上の健常者が対象であり、登録者には認知症に関する最新の医療情報が提供され、希望すれば予防薬の治験にも参加できるとのことである。私は治験に参加するかどうかはともかくとして、とりあえず、医療情報が提供されることを希望して早速、登録した次第である。研究チームは大量に集めたデーターを分析し、記憶力の低下につながる生活習慣の要因を調べ、発症の予防に役立つことを目指すとともに予防薬や治療薬の開発に役立てることを目指している。
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