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2023/12/28
冬の浴室は、寒さと熱いお湯の温度差によって体に負担がかかる場所です。この温度差が原因で、血圧が急激に変動する「ヒートショック」という現象が起こりやすくなります。ヒートショックは、大きな温度変化によって血圧が急激に上下し、心臓病や血管の疾患を引き起こす危険があります。 高齢者の入浴時・注意ポイント 1.体温:発熱がある場合、特に高温のお湯に入浴することは避けるべきです。 2.脈拍(心拍数):不整脈や極端に高いまたは低い脈拍は、入浴による追加の心臓への負担を意味する可能性があります。 3.呼吸数:異常に速い呼吸や呼吸困難は、呼吸器系に問題があることを示唆するかもしれません。 4.血圧:高血圧や低血圧は、入浴による急激な血圧変動に対するリスクを増加させる可能性があります。 これらのバイタルサインをチェックすることで、入浴によるヒートショックや失神、その他の健康リスクを事前に防ぐことができます。大浴場では、脱衣所と浴室内の温度差をなくすために「温水式温室暖房乾燥機バスほっと」を導入し、ヒートショックへの注意を促しています。さらに、手すりなどのバリアフリー設備を整備しており、転倒リスクを大幅に減らすことができます。
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