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2018/06/16
高齢者に関わらず定期健診等で血液検査を受けることがあると思います。 検査結果のお知らせを見ると実に様々な項目があります。 そこで今回は主だったものを取り上げてみようと思います。 「アルブミン(ALB)」 栄養状態はアルブミンが代表的です。基準値は3.8g/dl以上、3.5g/dl以下で低栄養、2.5g/dl以下だとむくみやすくなります。肝臓、腎臓が悪いと低下します。 「総コレステロール(T-cho)」 血液中の脂質の値。HDL-C(善玉コレステロール)やLDL-C(悪玉コレステロール)等コレステロールの総量。この基準値は120~220mg/dl。基準値より高いと高コレステロール血症で、放っておくと動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞等を起こす可能性があります。基準値より低いと貧血、栄養吸収障害の可能性があります。 「白血球数」 4000~9000個/μLが基準値。基準値より高いと感染症、白血病やガンの可能性もあります。白血球は外部から来た細菌やウイルス退治の際増えるので、値が高いことで異常を知らせてくれるものでもあります。外傷、ストレス、ステロイドの薬を使用すること等でも高くなります。 様々な項目がありますが、項目ごとにそれぞれ分かるものが違います。 仕組みや中身を知ると検査結果を見る目が違ってくると思います。
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