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2018/05/28
口腔ケア(歯磨き)は毎食後行うことが理想ですが、なかなか難しい場合があります。1日1回はしておきたい所です。 必ずという訳ではありませんが、1日1回だけしか歯磨きをする機会が無ければ「夕食後」をお勧めします。 高齢者が亡くなる原因の1つに「誤嚥性肺炎」というものがあります。これは気道に「食べ物」「細菌」などが誤って入り込んで引き起こす肺炎のことです。 その誤嚥性肺炎は、口の中を清潔にすれば予防出来ます。例え口から物が食べられない胃瘻(いろう)の方でも口腔ケアで細菌を減らすので重要な意味を持ちます。胃瘻の方や歯が無い方は唾液の分泌量が減少して、咀嚼による自浄作用も減ってしまいますので、むしろ積極的に口腔ケアは行うと良いです。 口腔ケアは清潔を保つだけでなく、お口がスッキリした気持ちになれます。病気も防ぐ事が出来ますし、歯磨きをするという行為自体にも意味があります。何気ない事のように思われるかもしれませんが、特に高齢者にとっては意味のある生活動作です。継続していけるように周りもサポート出来ると良いと思います。
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